代替医療（代替＝ダイタイと読んでください）とは、「オルタナティブ・メディスン alternative medicine 」という英語を翻訳したものであり、わたしたちが通常病院で受けている、いわゆる近代西洋医学以外の医学や療法・健康法の総称です。つまり、そもそもが欧米からきた考え方です。
代替医療（波動バランス療法他）は科学を基盤とした現代医学のような理路整然としたものではなく種々雑多な療法ですが、人々が経験的にその優れた効果を認め、利用してきたもので、その特徴は、方法は異なっていても自然治癒力の賦活という共通の目標があるところだといえます。この自然治癒力とは生命力とほとんど同義の、生命に固有の複雑なメカニズムを持つ作用ですが、その科学的な解明があまりにも困難であるために、これまで現代医学からは軽視または無視されてきました。
しかし、現代医学はその成熟とともに、最近ではその限界について世界の医学会で論議され始めており、その意味からも代替医療が見直され、ある意味で 「現代医学に匹敵するほどの大きな利用価値がある貴重な資源」 として欧米の医療先進国は積極的な取り組みを始めているのです。そうした医療の世界的な潮流の中で、 医療消費者としての私たちもまた、感染症･急性疾患・器質的疾患・救急医療などに大きな力を持つ現代医学を賢明に利用する一方で、生活習慣病・機能的疾患･ストレスや加齢に起因するさまざまな症状などの改善はもちろん、そうした病を予防し、健やかな生活を送るために波動バランス療法を利用していただきたいと思っています。
遺伝子だ、ゲノムだ、タンパク分子だと、人間の身体のとてつもなく微細な仕組みを解明する分野で、現代医学は確かに目覚しい成果を上げてきました。しかしそれが直接的に、治癒をもたらす医療に反映されたと言う例がほとんど見当たらないのです。
最近現代医学以外の方向から医療をとらえなおす試みがじわじわと広がっております。代替医療、補完医療に関する学会が増えております。当院も日本ホリスティック医学協会、サトルエネルギー学会に参加しております。 |
