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胸椎は脊柱の頚椎の下に位置し、独特の形をした椎骨が12個、お互いの間に椎間板と言う(座布団)をおいて高く積み上げられている。
一つの椎骨は楕円形の厚い円盤形の椎体が裏側にあり、その背側に脊髄を通す孔がある。この孔を取り巻いて椎弓があり、その背側に棘突起、 左右に横突起、上下に関節突起が出ている。
日本人の9割は「背部痛」の持ち主だというデータがあります。
この場合の背部痛は動けなくなるほどのひどい痛みではなく、なんとなく背中が痛いとか、背中が張って苦しいとかの症状をさしています。
 胸椎後湾症(猫背) 
一般には『猫背』『円背』といわれていて、原因は加齢、筋力のアンバランス、 柔軟性の低下によるものです。
胸の筋肉が背中の筋肉より強かったり、胸の柔軟性が低下すると胸椎後湾症になりやすくなります。 胸椎後湾症になってしまうと頭の重心が前方にずれるために首の裏側にストレスが生じ、首や肩に不快感を感じるようになります。
また、上半身の重心も前方にずれるので腰にストレスがかかり、腰痛の原因にもなります。
さらにこの姿勢が強調されると心臓や肺をはじめとする臓器に圧力がかかるため様々な問題が生じるようになります。

※ 胸椎後湾症による不快感を解消するには、上背部の筋力の向上をはかるとともに胸の柔軟性を高める必要があります。 猫背は早いうちに治療すれば必ず治ります。30代後半から気をつけてケアをしていれば未然に防ぐことが出来ます。
  脊椎側湾症闘
脊椎側湾症とは、背骨が側方に曲がった状態をいいます。
首の下の骨から腰の骨まで、どこの部分にも起こりますが、背の部分が圧倒的に多く起こります。 この側湾症の中で、最も多い特発性側湾症についてお話しましょう。

この特発性側湾症は、名の通り、原因はわかっていません。 生まれて3年以内に現れる乳幼児期型、4歳から9歳までに現れる学童期型、10歳以後思春期の終わりまでに現れる思春期型 の3つに分けられます。この側湾症は、一般に骨の成長とともに進行し、成長が止まると側湾の進行も止まります。
乳幼児期型は、男の子に多く、背の部分で左側に湾曲をとるものが殆どで、その大部分は自然に治ってしまいます。
学童期型は、女の子にやや多く、右側に湾曲するものが多く、進行型で重症になりやすいので早期診断、早期治療が大切です。
思春期型は、女子が圧倒的に多く、背の部分で右側湾曲を示します。骨の成長する期間が短く、重症化する頻度は少ないといえます。

それでは、家庭で発見するポイントの幾つかを申し上げます。
風呂上がりの時などに、お母さんがよく注意して見て上げて下さい。 上半身裸で、子どもを後ろ向きに直立させ、両手は自然に下げた姿勢で、両肩の高さが左右で違う。 両肩甲骨の高さ、位置が左右で違う。ウエストの形が左右で違う。前に身体を曲げたとき背の面の高さが左右で違う。 背骨をなぞってみて曲がっている。
この様なとき脊椎が曲がっているといえます。
進んだ側湾症は、手術でもなかなか矯正出来ないものもあり、そうならない為には、軽いうちに発見して、専門医の診療を受けられること が大切です。
  内臓疾患からの背部痛
胸椎10.11.12番に痛みが出るのが、尿管結石からの背部痛である。
結石にならず尿管壁にカルシュームが付着し炎症を起こし、脊椎を圧迫することから痛みが出る場合が多く、背部マッサージだけでは治らない。
尿管結石からの背部痛の他の特徴として、体のだるさ、腹部痛、を訴える患者が非常に多い。 尿管の整体治療をすれば早期に痛みの緩解が出来ます。
胸椎8.9.10.11.12番に痛みが出るが、下痢等の症状がない場合、大腸疾患からの背部痛を疑う必要がある。 この場合は、脊椎の8番〜12番中心部の剣状突起のダウンが考えられる。
  原因不明の腹痛にお悩みの方へ
  肋骨疲労骨折
疲労骨折とは繰り返される外力により、 骨に金属疲労のような状態が起こることを言います。
肋骨の疲労骨折は、別名ゴルファーズフラクションとも呼ばれ、 ゴルフの初心者では利き手と反対側の第5、6、7肋骨によく起こります。また野球選手や陸上の槍投げの選手などにも起こり、 野球のピッチャーでは投げ方を矯正した後やオーバースローからサイドスローなどに変更した場合などによくみられます。
野球選手の場合は利き手側の第7、8肋骨にみられることが多いようです。針金を何度も曲げ伸ばししていると折れますが、 骨は折れる前に治そうとする治癒機転が働きますので、完全に折れてしまうことはまれです。

レントゲンを撮ると、治そうとする新しい骨(これを仮骨という)がみられ、疲労骨折であることが確認できます。
レントゲンでこういう変化がみられなくても、スポーツ種目と負担のかかる部位、痛みの場所などから診断ができます。
このような症状の場合には痛みの原因となった投球、投擲、スイング動作などをしばらくやめて、安静にします。 およそ4週間ほどで症状が落ち着きます。原因となった練習の再開には、同じ動作をしても痛みがほとんどないことが目安です。

予防としては正しいフォームの習得、体幹の回旋に耐えられる柔軟性の獲得など上半身に頼らない腰と胸郭のバランスのとれた スイングリズムの習得が望まれます。
また練習の前後に右打ち(右投げ)なら左打ち(左投げ)の練習をすることなども効果的です。
  肋間神経痛
肋間神経痛とは、肋間神経の走行に沿って痛みが起こるものです。 これは病名ではなく症状名でありこの原因としては様々な物があります。

椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊椎圧迫骨折、脊椎腫瘍、肋骨骨折、肋骨腫瘍、帯状庖疹などがあり、症状としては激しい痛みがあり、 咳やくしゃみなどにより痛みは悪化します。

この症状を除去するには、上記に述べた疾患を治療する事により軽減します。
そのほか痛み止めの薬や肋間マッサージにより軽減することもありますが、根本的な治療にはなりません。
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